ここぷれ(ココプレイス)は、岡山市東区西大寺にある就労継続支援B型事業所です。ここぷれ代表の濱田です。
「ここぷれに通ったら、どんな1日を過ごすのかな」。そんな想像のお手伝いができたらと思い、今回は、朝の送迎でのお迎えから、午前・午後のお仕事、ほっとひと息つくお昼の時間、帰りの送迎まで、ここぷれの1日を時間に沿ってご紹介します。
「ここに通うと、どんな1日になるの?」

ここぷれの見学に来てくださったご家族からは、こんなご質問をいただきます。
- 送迎はしてもらえますか?
- 体験は何日くらいですか?
- 週に何日以上働かないといけない、といった決まりはありますか?
- 事業所の中の作業と、工場へ出向く作業の両方ができますか?
どのご質問からも、ご本人のこれからの毎日を大切に思うお気持ちが伝わってきます。送迎のこと、通う日数のこと、作業の選び方のことは、この記事の中でひとつずつお答えしていきます。体験については、見学のときにゆっくりご説明します。
ここぷれには、事業所の中でお仕事をする日と、連携している工場へ出かけてお仕事をする日(施設外就労)があります。まずは、2つの日の時間割をのぞいてみてください。
- 9:00送迎・出勤。朝礼で体調確認
- 9:30午前のお仕事(内職・軽作業)
- 12:00お昼休憩
- 13:00午後のお仕事。困ったらすぐ相談OK
- 15:30片付け・振り返り・送迎
- 9:30朝礼。体調と一日の予定を確認
- 9:40職員と一緒に連携工場へ移動・準備
- 10:10午前の作業(検品・梱包・組み立てなど。途中で休憩)
- 12:00昼休憩
- 12:50午後の作業(休憩をはさみ15:00まで。最後に振り返り)
作業内容や休憩時間は、その日の体調や一人ひとりの状況に合わせて調整します。
ここからは、ここぷれの事業所の中で過ごす日を中心に、1日をご一緒にたどっていきます。
9:00 送迎車でお迎え、朝礼で体調を確認

ここぷれの1日は、送迎車でのお迎えから始まります。ここぷれには送迎車が2台あり、片道30分以内を目安にお迎えにうかがいます。対応できるエリアは、お住まいの場所をお聞きしながら、一緒にご相談させてください。送迎とお弁当の仕組みは「高い工賃を、続けられる形にする」で詳しくお話ししています。
ここぷれに着いたら、まずは朝礼です。朝礼では、お一人おひとりに今朝の体調をうかがい、その日のお仕事の内容をお伝えします。

施設外就労の日は、9:30の朝礼で体調と一日の予定を確認してから、9:40に職員と一緒に連携工場へ向かいます。
9:30 午前のお仕事――事業所の中の日と、工場へ行く日
事業所の中のお仕事。職員がそばで一緒に進めますここぷれの事業所の中の日は、内職や軽作業に取り組みます。箱折り、教材の組み立て、旅行のチラシの封入など、手元でコツコツ進められるお仕事が中心です。パソコンを使ったブログ作業もあります。
工場へ行く日は、10:10から検品・梱包・組み立てなどの作業をします。工場は冷暖房完備なので、夏も冬も過ごしやすい中で作業していただけます。重いものを持ち上げる作業はありません。

事業所の中の日は、午前11:00と午後14:00に、10分ずつ休憩の時間があります。
とはいえ、休憩はこの時間だけと決めているわけではありません。少ししんどそうだなと感じたときは、職員から声をかけて、ひと休みしていただきます。おしゃべりしながらのほうが楽しく進められる方には、職員のほうから話しかけるようにしています。その方らしいペースで、無理なく続けていただけること。それを、ここぷれの職員はいつも大切にしています。
事業所の中の日と工場へ行く日のどちらにするかは、ご本人の体調をうかがいながら、「来週はどうしましょうか」と一緒に相談して決めています。
作業の伝え方を見直したお話は、「「仕事が難しそう」と言われて」に書いています。
12:00 お昼――200円のお弁当と、ほっとひと息

お昼は、ここぷれでお弁当を注文できます。自己負担は200円です。注文したお弁当は、職員が受け取りに行きます。唐揚げやお魚など、いろいろなおかずが楽しめるお弁当です。
お弁当を持ってきていただくのも、もちろん大歓迎です。コンビニのお弁当、手作りのお弁当、カップラーメンなど、みなさん思い思いのお昼を楽しんでいます。
食べる場所は、和室のテーブルと、キッチンの椅子席です。会話を楽しみながら、それぞれのお昼をいただいています。
お昼休みの過ごし方も、人それぞれです。利用者さん同士でおしゃべりする方もいれば、職員も輪に加わって話がはずむことも。別室でDVDを観て、のんびり過ごす方もいます。畳の上で横になって、ゆっくり体を休める方もいらっしゃいます。午後に向けてひと休みしたいときも、横になれる場所がありますので、どうぞご安心ください。
工場へ行く日は、12:00から12:50までが昼休憩です。
13:00 午後のお仕事――困ったときは、いつでも声をかけて


午後は13:00からお仕事です。ここぷれでは、困ったことがあれば、いつでも気軽に職員に相談していただけます。
職員が利用者さんの隣に入って、一緒に作業することもあります。新しい作業を始めるときは、まず隣で一緒に。自分から話しかけるのが少し苦手な方や、おしゃべりしながらのほうが作業しやすい方の隣にも、職員がそっと入ります。
作業で苦戦している様子が見えたら、職員から「どこか分からないところや、難しいところはありますか?」と声をかけます。ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
作業のこと以外でも、「ちょっといいですか?」と声をかけていただければ、別室でゆっくりお話をうかがいます。悩みごとにじっくり耳を傾けて、ご本人に寄り添いながら、一緒に解決の道を探していきます。
ここぷれに通う利用者さんから、こんな言葉をいただきました。
このひとことは、私たち職員にとっても大きな励みになっています。
工場へ行く日は、12:50から午後の作業が始まり、休憩をはさんで15:00まで続きます。
15:30 1日の振り返りと、帰りの送迎
15:30になったら片付けをして、その日の振り返りの時間です。今日の作業はどうだったか、帰ったら何をするか。そんな会話を交わして、「明日もがんばりましょうね」と声をかけ合いながら、ここぷれの1日を締めくくります。
振り返りが終わったら、送迎車でお送りします。今日も1日、おつかれさまでした。
工場へ行く日も、15:00に作業を終えたあと、最後に振り返りをします。
はじめは、短い時間・少ない日数からでも
見学では「週に何日以上働かないといけないとかありますか?」というご質問もいただきます。ここぷれは週1日から通っていただけますので、どうぞご安心ください。
週1日から週5日まで、体調に合わせて通う日数を選んでいただけます。1日の時間も、2〜3時間から利用できます。ここまでご紹介した朝から夕方までの1日を、最初からすべて過ごさなくても大丈夫です。通い始めてからも、その時々の体調に合わせて、一緒に相談しながら調整していきます。

ご家族へ、ご本人へ、そして支援機関・企業の皆様へ
ここぷれには、送迎車でのお迎えとお送り、200円のお弁当があります。毎朝の朝礼で体調をうかがい、決まった休憩のほかにも、様子を見ながらひと休みをはさみます。大切なご家族を送り出す毎日が、少しでも心配の少ないものになるよう、職員一同で見守っています。この記事でご紹介したここぷれの1日は、見学で実際にご覧いただけます。気になることは、どんな小さなことでもお気軽にお尋ねください。
いきなり毎日、朝から夕方まで通わなくても大丈夫です。ここぷれは、週1日、1日2〜3時間から始められます。作業の内容や休憩は、その日の体調に合わせて調整します。分からないことや困ったことがあれば、「ちょっといいですか?」のひとことで大丈夫です。いつでも声をかけてください。お会いできるのを楽しみにしています。
ここぷれの1日の流れは、上の時間割のとおりです。事業所の中の日と施設外就労の日があり、どちらにするかは、ご本人の体調をうかがいながら週ごとに一緒に相談して決めています。作業内容や休憩時間も、その日の体調や一人ひとりの状況に合わせて調整しています。ご利用を考えている方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽に見学やご相談のお声がけをください。
【要確認:濱田さん/企業の皆様に向けて書くことがあれば追加】
おわりに
朝のお迎えから、朝礼、午前のお仕事、お昼のひと休み、午後のお仕事、振り返り、そして帰りの送迎まで。岡山市東区西大寺の就労継続支援B型事業所ここぷれの1日を、時間に沿ってご紹介しました。
ここぷれの経営理念は「ここぷれに通いながら働くことで、その方の人生がより豊かなものになるように」です。送迎も、お弁当も、困ったときにすぐ相談できる職員の存在も、この想いを毎日の形にするためのものです。
文章だけでは伝えきれない、ここぷれの空気があります。ぜひ一度、ここぷれへ見学にいらしてください。見学は平日9:00〜16:00、お電話の受付は平日8:30〜17:00です。時間が少し違いますので、ご注意ください。皆さまにお会いできる日を、職員一同、楽しみにお待ちしています。
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見学は、いつでも受け付けています
ご本人だけでも、ご家族だけでもかまいません。支援機関・企業の皆様からのご相談も歓迎です。
TEL 086-368-2373/お問い合わせはこちら(https://cocoplace.co.jp/contact/)
執筆者プロフィール
この記事を書いた人

濱田 洋輔 Yosuke Hamada
合同会社CoCo Place 代表社員/株式会社精密スプリング製作所 役員
金融機関でキャリアをスタートし、コロナ禍を機に家業である株式会社精密スプリング製作所へ。未経験から製造現場に入り、DX(デジタル技術)を駆使した現場改善に取り組む。全国ワークスタイル変革大賞 中国・四国大会 最優秀賞を受賞するなど、その取り組みは社外からも評価されている。
製造業の現場で障がいのある方の働く力に出会ったことをきっかけに、「福祉×製造業」という支援のかたちを実現するため、2026年より合同会社CoCo Place 代表に就任。「利用者さんを送り出す福祉側」と「受け入れる企業側」、両方の現場に立つ当事者として、就労継続支援B型事業所「ここぷれ」を運営している。
